医学部専門予備校の費用相場はどれくらい？

医学部専門予備校の費用相場はどれくらい？

2021年度の大学入学者は、日本全国で約25万にであることが文科省の調査で明らかとなりました。
この数は統計を取り始めた30年間の間で最も多く、いまでは大学卒業というキャリアは一般化をしています。
ただし、医学部の入学者数は変わることがなく、むしろ競争率は年々高まっているほどです。
難易度の高い学科試験をクリアしないといけないため、必ず医学部専門予備校に入学をしないと合格はできません。
これから入学を希望なさる方も多いでしょうが、簡単に医学部専門予備校の費用相場を見ていくことにしましょう。
計20の施設を参考にすると、相場は1年間で約150万円であることがわかりました。
ほかの予備校の費用相場と比べても大幅に高く、医学部専門予備校では1コマ90分で15000円となるわけです。
なお、週4日の講義となるのでトータルで考えるとさほど高額なコストを提示しているわけではありません。
医学部専門予備校では自習室もあって自由に使えます。

医学部専門予備校には報奨金制度もあります

医学部専門予備校に通いたいけど学費が心配、という場合に活用したいのが奨学金制度です。
奨学金といえば高校や大学の学費のために借りるイメージを持っているかもしれませんが、医学部専門予備校でも同様の支援策を設けている場合があります。
この奨学金は成績優秀者に授与されるなど、一定の基準をクリアしていれば授業料などが免除されますが、基準は予備校によって異なります。
また、予備校の学費については社会人向けの減免措置や合格保証制度を設けている学校もあるので、これらを活用すれば予備校の費用を大幅に抑えることも可能です。
さらに、一部の予備校には報奨金制度を設けているため、これも学費の負担を減らしたい時に役立ちます。
報奨金については特定の医学部に合格した生徒に対して授与される制度になっているため、合格のお祝い金という意味合いがあります。
医学部受験に関しては予備校だけでなく合格後の学費の心配もありますが、様々な制度を上手に活用すれば金銭的負担を大幅に削減しながら医師を目指すことが出来るでしょう。